この物語は・・・そう、僕・・・高梨充[たかなし みつる]がメインの物語・・・・。



時は流れて、麗羅が亡くなったあの日から数えてちょうど・・・・六年半くらいが過ぎていた。



もう、僕は玲羅のことは過去の人になっていた・・・。



そう、ただの親友と言う関係・・・。



玲羅は、今由斗さんとのことでいろいろあって、別れたりとか・・・



そんなことになってはいるけど、もう僕の気持ちが揺らぐことは無かった。



今は、世話の焼ける妹が一人出来たみたいだった。



僕は、なんだかんだ言って、結構頼りにされているこの関係が、今はとっても嬉しかった。



もう、ここまでくれば幼馴染と言うことになるのだろうか。