この感覚のまま
しばらく眠りたいと思った。

昼過ぎには
意に反して
目が覚めるだろうけど、

なにせ
彼の皮膚感は

あたたかくてしょうがなかった。

彼の温度と湿度に
ものすごく
わたしの細胞が反応していた。

春のあさ。