受話器の向こうで どろどろ流れる赤い液体



これほどの  裏切りはない





私    の


別れへの


仕打ちにしては


むごすぎる



彼女は   私名義の 


携帯を   握り締めている。




しかも  最期の通話が   私、、、、




もう  逃げられない。