「こんなもんかなぁ」 林くんはそう言って、ジョウロを地面へ置いた 林くんの言う通り、雑草もほとんど抜き終わって、水もあげたし、花壇に咲いている花たちはどこかイキイキしている気がする 「うん、そろそろ良いかもね」 雑草を入れた袋を置いて、少しの間花を眺めていると 「──────危ない!!」