「──────危ない!!」 突然聞こえた大きな声にしゃがんで見ていた花壇の花から視線を外し、頭上に向ける そこには背後にある大きな松の木と 大きな背中だけが広がって ゴキッ その直後、そんな鈍い音が聞こえた