私はみっちゃんに、そう言って

ペタリと、その場にしゃがみ込んだ


みっちゃんは直ぐに家にあげてくれて、その日は学校に行かず、涙が枯れるくらいみっちゃんのお部屋で泣いて

そんな私をみっちゃんは黙ってずっと抱き締めてくれていた



翌日、顧問の先生に退部届けを提出した


顧問の先生は、退部届けを受け取るときに「ごめん、ごめんな」と。何度も謝っていた


立場的に、生徒1人を助け出すことが出来ない
そんな事は分かっていた


それでも、助けてもらいたかったな────





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