波多野さんは「ん、ありがとな」とだけ言って、私の前から立ち去って行った 波多野さんのことは何も思ってない 良い先輩だと思うけど、それだけ それに、波多野さんは鳴海さんの想い人だ 鳴海さんにこれは伝えられないな、と思いながら、その日は部屋に戻って終わったんだ そしてアレが始まったのは、その次の日、合宿最終日から