友達から恋人になる方法

「ゆう……っ」


私は、ゆうに抱きついた。


「なる、ただいま」


軽々と私を受け止めてゆうが言った。


「おかえり!おかえり、ゆう……」


あ、だめだ。


泣かないって決めてたのに、涙から溢れてくる。


高くなった背、しっかりとした体格。


何もかもが違うのに、ゆうだって安心する。


「泣かないでよ。これからは、ずっと一緒なんだから」


「うう。ゆう……」


ぽんぽんと頭を撫でてくれるゆうは、やっぱり優しい。


好き、ゆうが好き。


「なる、好きだよ。だから、もう一回、俺と付き合って」


「うん。ゆう、大好き……!」


また、私たちの物語が始まる。