スタッフさんに関係者以外立ち入り禁止の場所に連れて行かれて、あたしはそこにいたメイクさんたちに汚れたワンピースから赤いリボンのついた可愛い服に着替えさせてもらい、メイクも直してもらった。
どうやら、一部始終を湊さんが見ていたみたい。いつの間に見られてたんだろう……。
「あっ、目が合った……」
あたしと湊さんの目が合う。すると、口パクで「た、の、し、ん、で、ね」と言われた。微笑まれドキッとしてしまう。
それから曲の合間に湊さんからたくさんファンサをされ、ライブは終盤へと差し掛かっていった。
「きゃあぁぁぁぁ!!」
衣装を着替えてきた二人にみんな声を上げる。二人はまるで王子様のような衣装を着ているから。
「ほら、頑張れよ」
藍さんに肩を叩かれ、湊さんは顔を真っ赤にしながら口を開いた。
「実は、僕はある人にここで言いたいことがあります!鞠ちゃん、ステージに来てください」
ザワザワと周りがざわつく。あたしもポカンとしていた。どうして絵師のあたしが?でもスタッフさんにステージへと誘導され、あたしは煌めくステージに立たされる。
どうやら、一部始終を湊さんが見ていたみたい。いつの間に見られてたんだろう……。
「あっ、目が合った……」
あたしと湊さんの目が合う。すると、口パクで「た、の、し、ん、で、ね」と言われた。微笑まれドキッとしてしまう。
それから曲の合間に湊さんからたくさんファンサをされ、ライブは終盤へと差し掛かっていった。
「きゃあぁぁぁぁ!!」
衣装を着替えてきた二人にみんな声を上げる。二人はまるで王子様のような衣装を着ているから。
「ほら、頑張れよ」
藍さんに肩を叩かれ、湊さんは顔を真っ赤にしながら口を開いた。
「実は、僕はある人にここで言いたいことがあります!鞠ちゃん、ステージに来てください」
ザワザワと周りがざわつく。あたしもポカンとしていた。どうして絵師のあたしが?でもスタッフさんにステージへと誘導され、あたしは煌めくステージに立たされる。