私の組は優秀みたいで、スタートから2位と順調に進んでる。
1位との差も縮まってきて次は楽しみにしてた澪の番。
所定の場所まで全力で走って、一瞬躊躇っていたけど一気に顔を突っ込んだ。
その潔さにスタート地点に立っていながらも笑ってしまう。
すると1位のクラスを抜かして澪が飴を口に咥えて顔を上げた。
「…ぶ、顔ヤバすぎ」
粉まみれになりすぎて最早おかめのお面みたいになってる。
テツさんも爆笑して写真撮ってるし。
「びーぐ!だぼんだ!」
粉ついて喋りにくい澪からタスキを受け取った。
澪の頑張りのお陰で1位になった。
これはこのまま1位をキープしないと。
何より澪の努力を無駄にしないために。
走りながらタスキをつけて、借り物のお題を選びに体育大会実行委員の小橋のいるところへ向かう。



