こいつ、俺の嫁。ーAnother my wife storyー




放課後になって速足でいつもの喫茶店に向かう。



あの時の澪の目が完全に泳いでた。
絶対ついでに誘ってって感じじゃなさそう。



これは二人で仕組んだな…?



あの二人がダメなら直接本人に言ってやらないとと思っていると店の前で掃除している奴の姿が。



足音で私に気付いたのか箒を持って笑顔で手を振ってくる。



「お、未来~!学校おつか…」


「絶対来ないでよ!?」


「…え?」



胸ぐらをつかんで言ってやった。
キョトンとしていたけど、勘づいたのかニヤリと笑った。



「高校最後の文化祭だろ?せっかくの未来の晴れ舞台、見に行かねぇわけにはいかねぇよ」


「晴れ舞台って借り物競争しか出ないから!」


「あ?その未来の姿を見て告白してくる男の子がいるかもしれねぇだろ!」


「いないから!されても私が興味ないから!」


「…へぇ、じゃあ未来は誰に興味あんの?」


「だからそれは……っ!?」