「じゃあこれで、順に引いてってくださーい」












しおが作ったくじがみんなに引かれていく。

















タイスケくんが引いたのは、教室の廊下側、一番後ろの席だった。

















私がくじを引く番、












しおのいる教卓に行くと












「もも、これ」













ガヤガヤしている教室の中、誰も気づかない小さな声でそう言い、
私の手の中にくじを入れた。













「しお、あんたって人は・・・」










まじ愛してる。










親友の手助け(?)により私はタイスケくんの隣をゲットした

















机を移動しタイスケくんの隣に座る
















「隣ももちゃんじゃん!よろしく」












パッと明るい顔になるタイスケくん










「よろしく、!」





















私とタイスケくんの毎日はこーやって始まった。