────────── 「お母さんね、この人と再婚しようと思うの」 学校から帰って玄関をあけたとき、いつもと違う雰囲気なのはすぐにわかった。 それに見慣れない靴もあったし。 「うん。いいと思う」 ずっと女手一つで育ててくれたお母さん。 幸せになってほしい。 それにとても人がよさそうな人だし。 「いいの?」 「もちろん」 少し涙目になってるお母さんをみて、本当にこの人と再婚したいんだなって思った。 なんだか羨ましいな。 わたしもこういう人に出会いたいな。 ────────