「んん」

あれ?どこだここ?

起きて一瞬ここがどこだかわからなかったけど、そういえば昨日優とここにきたんだと思い出す。


「優」

隣に寝ている優に呼びかける。

「・・・優?」

でもそこにはすでに優の姿がなかった。

「優!?」

一気に目が覚めて部屋を見渡したけど、どこにも優の姿がない。


もしかしたらちょっと散歩にいってるだけかもと思ったけど、昨日まであった優のかばんもなくなっていた。

いてもたってもいられなくなったわたしはすぐ帰る準備をして部屋をでた。