付き合ってるの?という問いかけにボンッと顔が紅潮するのを感じた あ、暁くんと私なんかが付き合うなんて...! 「付き合っ」 「付き合ってないよ」 私が訂正する前に、暁くんがそう言った 暁くんの言葉を聞いて、何故かズキンと胸が痛んだ 突如感じた胸の痛みに、疑問を感じたけれど、凄く苦しかった 夏実ちゃんたちは「そうなんだ〜」と言って、再び勉強に没頭し始めた 初めて感じる、この気持ち 私がこれに気付くまで あと少し