「いいの?」 「何が?」 私が相馬真紀に聞くと、本当にわかってないように首を傾げた。 「そこは、切り離そうとするものじゃない?」 「あぁ。別に星が大丈夫ならいっかなと思って。つーことだから、これからよろしくな宵!」 「あ、うん」 相馬真紀は俺のことは真紀でいいからなー、と言ってから私の後ろの席に座った。 それを星は笑顔で見ていた。