「え、あ、う、うん……」
私の勢いに若干引き気味の宵ちゃんだけれど、そんなの気にしていられない!
「いーい、宵ちゃん。お泊まり会っていうのはね、夜が本番なの!1番の醍醐味なんだよ!!」
「そ、そーなんだ」
そういう私は、お泊まり会は初めてだけど、そういうものでしょ?
「枕投げ、夜更かし、トランプ……はいつもやってるから、あ!恋バナ!恋バナしよう!!」
恋バナという単語に1番に反応したのは、嶺緒さんだった。
「はっ!?宵、好きな奴いるのかよ?あ……も、もしかしてもう彼氏いるとかいうなよ。まだ、早いからな?」
慌てていう嶺緒さんは、宵ちゃんが大好きなんだと伝わってきた。でも宵ちゃんは、それを鬱陶しそうに聞いていた。


