心配だった。 不安だったんだ。 汚いやつの種から生まれた汚い俺を、キミは拒絶して逃げていく。そんな場面ばかりを想像した。 抱きしめて、温もりを与えてくれるなんて思いもしなかった。 キミの言葉ひとつひとつに、心が浄化されていくような感じがした。 キミに抱きしめてもらうと、俺が俺でいていいような気がした。 一度想ってしまったら止められないほど、感情が溢れ出して。 満たされたい満たしたい。 愛しいと、全身が叫んだ。 (キミは本当に、麻薬のようだ)