「星、やっぱり……」 「新美くんっ!」 真紀が何か言いかけたとき、横から話しかけられた。 顔だけをそっちに向けると、柔らかそうな髪の毛をふわふわと揺らす小柄な女の子がいた。 「に、新美くん……あのっ……」 顔を赤らめて俺を上目遣いで見るその子は、一般的に見たら可愛いのだろう。 「私、ずっと前から新美くんのこと……」 それでも俺は、その存在自体に吐き気を催した。 「好きです!」