「も、お、俺。もう、無理だ……」 この世界の全てが俺の敵になってしまったように、何も信じたくない、信じられない。 わかっていた。 崩れて、壊れて、無くなってしまう。 そんな気はしていたんだ。 「あぁ」 「俺、どう、したら、いい……?」 わからなかった。 どうしたら前みたいに戻れるかなんて、考えても浮かばなかった。 「わから、ないんだ……!!」 そう、何も。