「で、星は私に何か用があったの?」 「え、あ、うん……ちょっと、ね」 私がそう聞くと、星は目を見開いたあと、しどろもどろに言った。 「俺、そんなわかりやすかった?」 「別に、ただなんとなくそうかなぁーって思っただけ」 いや、実際結構わかりやすかった気もするけれど。 さりげなく飲み物を持ってくれた時も、今も顔が緊張したように強張っていた。 「宵には、知っていて欲しいんだ」