うん、それが北だからね。 「だから琴瀬も、狙われて犯されて、最悪薬に溺らされるかもしれない」 「私は、いいや」 「っえ?」 私に抱きついていた優香が顔を上げた。 「私は、大丈夫だから」 そう言って微笑めば、彼らの顔に驚愕の色が見えた。 「ほら、私、優香のこと助けたんだよ?」 忘れたの?と首を傾げると、隣で美苑が溜め息をついた。