怖いのは、男だけじゃないんだよ優香。 彼らと一緒にいることで、女子達の嫉妬を買ってしまう。 だから彼らは、優香を学校でもひとりにさせたくないのだろう。 「優、本当にもう勝手にどっか行かないでよな!?」 涙目で優香に迫る加賀美は、まったく迫力が無く、寧ろ可愛いかった。 「まぁまぁ〜、無事だったならよかったじゃん?」 それを宥める佐城。 「優香さんも、今後は気をつけてくださいね」 そう言った、美苑の眼鏡の奥の瞳が私を捉えた。