「どうしてここにいるの?」 「んと、教室から宵ちゃんが見えたから走って来たの」 あぁ、だからひとりなのか。 一目見てわかるほど、都司たちは優香に対して過保護だ。 多分それは、お姫様という理由もあるけれど、優香の性格が関係しているのだろう。 「あのね、宵ちゃん……」 少し目を伏せ、恥ずかしそうに顔を赤らめる優香。 多分それは無意識なんだと思う。 「私と、連絡先交換しよ?」 ああ、ほら。 こういうとこだ。