「汚れてしまった俺たちの手で、触れていいのなら」 殴って殴って殴った。 血がついて、顔の原型がなくなるほどに。 それすらも、そうするしかないほどこの街はまだ荒れてしまった。 「手に入れるまで、諦めない」 名前も知らない人を殴った。 やめてと言われても何も吐かないからもうこっちに戻って来れないほどの恐怖を植え付けてやった。 仲間がやられて、黙っていられるほど俺たちは大人じゃなかった。 目には目を歯には歯を。 そんな優しい、俺らじゃない。