「その子も『顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを』って発想はなかったのかねぇ…」

「三○ じゅん子か!」

杏璃が利夫に突っ込む。

「おっ、若いのによく知ってるな!」

「あんたもね」

ふふふと2人は笑い合う。

「で、明日からどうする?」

「どうするって明日も仕事だし、普通に幼稚園に預けるよ」

「そうかぁ…」

「今回は陽茉莉は被害者だったけど、いつ人様に迷惑を掛けるかわからないよね…」

「そうだな、怖いな…」

杏璃の言葉に利夫は頷く。