気づけば涙を流していた。
こんなに、棗に負担を与えてた。
どうして気づいてあげられなかった。
今思えば棗の不可解な点はいくつもあった
なのに見て見ぬふりをした。
ごめん...棗...ダメな兄ちゃんだな...
お父さん「海唯、何見てる?」
海唯「こ、れッ...」
お父さんにノートを渡す
数分してお父さんが泣き出す
お父さんでも泣いてしまうんだ。
きっと俺達は後悔しか残ってない。
お母さんも工藤先生も棗の友達らしき人も見て皆が泣く
きっと今皆の心にあるのは後悔。
ごめん...ごめん...
これから、この後悔と一緒に生きてくよ。棗の分まで。
俺が死んだら迎えに来て怒っていいから。
