雷王の姫

『うん知ってるよ。荷物は、みんな(伝説の世代)が揃えてくれたから必要なかったんだ』

辰「みんなってあいつら全員知ってたのか!?」

『うん。てか、私たっちゃんが私が1人暮らししてること知らなかったのに驚いた!』

桜太「待って待って!みんなって誰?てかなんで1人暮らししてるんだよ」

辰「まず、そもそも結局美桜の家出理由はなんだったんだ?」

私は俯きながら答える

『プリ.........た.....から』

辰「ん?なんて?」

『プリンを私が勝手に食べたから!!!』

辰「なんでプリン食べただけで家出するんだ?」

桜太「美桜が勝手に俺が風呂上がりの楽しみにしていた‘‘俺’’のプリン勝手に食べたからですよ」

辰「でも、普通勝手にプリン食べただけで半年も家出するか?」

『そのプリンが普通じゃなかったんだよ!milkっていうお店の土曜日20個限定幻のプリンだったんだよ...』

『それで、食べたら桜太くん怒っちゃって...気まずくて家に帰れなかったんだよ』