あいつの隣にいる方法

接客をしている人達を眺めていた。裏とは違う忙しさがあるみたい。

「もうそろそろ出る?」

有紗の声にテーブルに見ると2人ともケーキを食べ終えていた。

「そうだな。」

会計をして外に出た。

それかいくつかの教室を見て回り、おしゃべりしながら歩く。

「ハナはさ、真斗に想いを伝えようとか考えないの?」

突如始まった恋バナに苦笑いしながらも返事をする。

「知ってほしいような、ほしくないような……。」

「ハナ、今をすごい大事にしてそうだもんな。」

颯太まで会話に乗っかってくる。

「でも、変わらないのも辛くない?」

「それでもなかなかね。」

「花火のジンクス、あるんでしょ?ちょっとの勇気だしてみなよ。」