あいつの隣にいる方法


戻ってきたあいつがオーダーをとりに来た。

「お前ら学校祭はいいけど、ここには来るなよな。」

「だってハナが案内してくれたし。」

「クラスの売り上げだからいいでしょ。」

ハナと私で言い返すとあきれ顔のあいつ。

「颯太、この2人、なんとかしておいて。」

「結局はみんな変わってないんだな。」

立ち去っていくあいつを見ながらクスクス笑って話す颯太。

「やっぱり誰も変わってないじゃん。」

「ハナはそのままじゃダメなところもあるんじゃない?」

「なんで?」

「そこは自分で考えなさい。」

有紗の意味するところが分からなくて聞いたのに。

「ケーキ、美味しい!!」

運ばれてきたケーキを早速口に入れている。

私も紅茶を口にする。