あいつの隣にいる方法


「有紗、危ないよ。」

「ハナ~!!本当に来たよ。」

「うん。いらっしゃい。颯太、久しぶり。」

有紗の行動を後ろから苦笑いでみている颯太にも声をかける。

「久しぶりだな。有紗、そろそろ離れな。」

「そうだよ、颯太やいちゃうよ。」

「そうなの?」

「ハナ、余計なこと言わないで。」

仲のいい有紗と颯太を見ていると笑みがこぼれる。

「どこから行くか決めてた?」

パンフを持ってる有紗に尋ねる。

「まだだけど、真斗が接客中なんでしょ。それ、見に行きたい!」

「それじゃ、いこっか。」

自分のクラスまで案内する。

少しはならんでいたけど、すぐに自分たちの番が来た。

「何名様です……ってハナじゃん。」

席まで案内してくれたのはみっちゃんだった。

「はい、メニュー。説明はハナから聞いてくださ~い。」

それだけ言うと次の仕事をしに行ってしまった。