あいつの隣にいる方法

「はよ。」

「おはよう。今日、早くない?」

この時間に一緒になったことなんてなかったから、あいつが今いることに驚く。

「まあな。お前さ、世界史教えろって言ったじゃん。それ朝の時間でもいい?」

「いいよ。ちょっとでも教えてくれれば助かる。」

「良かった。俺、結構やばいんだわ。」

「だろうと思った。朝、早く来るくらいだもんね。」

「バレてたか。教えるって言いながら悪いけど、俺もちょっとやるわ。」

「赤点とったらシャレにならないからね。是非そうしてください。」

そう言いながら笑いをこらえていることがばれてしまい、笑い事じゃねぇんだよ、って頭を小突かれた。