一緒に外に出る。
「チャリで来た?」
「うん。」
「そっか。週明けもここで勉強する?」
「気が向いたら、かな。」
「んじゃ、明日からも来いよな。」
気が向いたらね、なんていって笑ってやる。
自転車にまたがり、ゆっくりとこぎ始める。
夕焼け空が時間の経過していること知らせる。
ジメッとした暑さがあるから頬にあたる風が心地よい。
そのまま特に話をすることなく、私の家についていた。
「ありがとう。」
家の前に自転車を停める。
「じゃあな。また、明日。」
「うん。バイバイ。」
私に背を向け離れていくあいつをいつまでも見送ってから家の中に入った。

