「せっかく佐々木君のおかげで、仲直りできたのに、暗くならないでよ。」
あの後、みっちゃんに洗いざらいはかされ……いや、報告した。
案外あっさり仲直りするのね、なんて感想をもらいました。
自分の気持ちがあいつに向いていることも話した。
やっと自覚した!!って大喜びだった。
その時は嬉しさでいっぱいだったのだ。
しかし、現実は酷なもので定期考査がまじかに迫っている。
だけど勉強は全然はかどっていないのだ。
「なんでそんなに社会系の科目の暗記ができないんだろうね」
去年から私の勉強に付き合ってくれている、みっちゃん。
いつも世界史とか日本史といった社会系科目が壊滅的な私にかける言葉である。
毎回みっちゃんのおかげでそこそこの点数をとっていたのだ。

