自分に自信がないこと…
それは、あの頃、2人とも同じだったんだね。
『離れてからもずっとお前を想ってた。でも、このままじゃダメだとも思った。忘れないとダメだって。だから、必死に医師を目指して勉強した。連絡もわざととらないようにして…』
『わざと…って…本当に?』
私は、自分の忙しさに流されて、瑞に連絡しなくなったのに…
瑞は…
わざと私に連絡しなかったっていうの?
『ああ。でも…やっぱりダメだな。全然、愛莉のこと忘れられなくて、それどころか、どんどん好きになっていって…勉強も手につかないくらいつらくて。気づいたら、だんだん体重が落ちていって。周りには病気じゃないかって心配されたよ。でも、勝手にダイエット出来たんだから、まあ、それは良かったけどな』
ちょっとだけ、瑞が笑った。
普段、そんなにたくさん話す方じゃないのに、今は…
それは、あの頃、2人とも同じだったんだね。
『離れてからもずっとお前を想ってた。でも、このままじゃダメだとも思った。忘れないとダメだって。だから、必死に医師を目指して勉強した。連絡もわざととらないようにして…』
『わざと…って…本当に?』
私は、自分の忙しさに流されて、瑞に連絡しなくなったのに…
瑞は…
わざと私に連絡しなかったっていうの?
『ああ。でも…やっぱりダメだな。全然、愛莉のこと忘れられなくて、それどころか、どんどん好きになっていって…勉強も手につかないくらいつらくて。気づいたら、だんだん体重が落ちていって。周りには病気じゃないかって心配されたよ。でも、勝手にダイエット出来たんだから、まあ、それは良かったけどな』
ちょっとだけ、瑞が笑った。
普段、そんなにたくさん話す方じゃないのに、今は…



