「いや全然いいんだけど…ただ衝撃で腰抜けそう…」《いや抜けないで笑》

「え?いつから?」

《うーん中3の時かな》
《私あの時大変だったでしょ?》

「あーそうだったね」


風香は中3の時クラスの権力者達から美貌とモテることに妬みを持たれいじめられてたのだ。私はその時別のクラスで気づくことは無かったし、なんなら風香は仲の良い人に危害を及ぼさないように誰にも打ち明けなかった。それで風香はその時のトラウマで人に悩みを打ち明けられなくなってしまっているのだ。

《ある日あいつらに放課後捕まって暴言とか吐かれてた時にね、たまたま楓が通りかかって助けてくれたの。その後あいつらに何したかはわかんないけどその日からぱったり虐められなくなって。》