One s death -the last sword-

太陽が、俺を明るく照らしていた。
眩しいくらいの光に手を伸ばし、掴もうとする。
『当たり前』といえば、全て『当たり前』なのかもしれない。
全部全部、後悔しても遅い事。
だけど、やり直し方は知っている。

「レディック様、帰りましょう」

いつかきっと、光さえも掴めるくらいの『王』になってやる。

「…ああ」