煉弥は


「まあ、元の話にもどるけど、働くんは明後日の土曜からでそれまでに荷物用意しといてな!部屋は陵(りょう)に教えてもらって!陵はあの端で寝てる奴な!」

そう志紀に説明した。


『わかった!んじゃ、土曜にくるわ!』

志紀は、わかったようにうなずくと座っていたソファから立ち上がった。


「まってるわな!源氏名とかどおする?本名でもいいんやけど?」