その煉弥の行動に翔はなにかあるなと思った。


翔は

『じゃあ、ここ座って。俺はこの店のNo.2の翔な。んで、こっちがオーナー兼No.1の煉。』

自分と煉弥の自己紹介をした。

だが、志紀は煉弥の顔を見てもなにも言わなかった。


『俺は、相模志紀(さがみしき)っていいます。あの、俺をここで働かしてください!』

志紀は頭をさげた。