高校生ホスト

~2日後~


煉弥はあの手紙を自分の部屋の机の上に置いて、家をでた。

結局、椎はあの日から一度も部屋からでてこなかった。


ご飯も食べず、部屋からはいつも泣いている声ばかりが聞こえていた。


煉弥は家の門を出る時に
「椎…愛してたよ…」

そう呟いて祥の家に向かった。