下に降りると俺が好きな、パスタの匂いがした。


『煉!見て!煉が好きなペペロンチーノ♪めっちゃ上手くできたと思わへん?』

上目使いで聞いてきた。
たぶん、それはわざとじゃなくても俺はドキっとした。


「うん、上手いんちゃん?」
俺は、素っ気無くいってしまった…