あの時、想いを伝えることが出来たら、なにか変わっていたのかな?
今も君の隣にいれたのかな?

特に、クラスで目立つ方ではなかった私。
そんな私が、君の隣の席になった日。
あの日。初めて声をかけられた日。
「あんた...誰?」
半年も同じクラスにいるのに、知らないとかありえなくない?なんて思った。
そりゃー、影は薄いけど、名前くらいは覚えていて欲しかった。てか、普通は覚えてる。それだけ他人に興味のなかった君だけど、それでも特等席から見るその横顔は、とてつもなく綺麗で、どこか切なくて。窓の光が差し込んでキラキラしてて、どこか幻想的で...

初めて恋に落ちた。



あれが私の初恋。