お隣さんはオオカミくん





「 うう、、ひっ、、く、、やだ、やだ、なっちゃん、そんなこと言っちゃっ、やだぁ、、」



ひっく、ひっく、と赤ちゃんみたいに大泣き。

大の大人が泣いてなにやってんのって
感じだけど今ちゃんと伝えないと
なっちゃんが 遠い人になってしまう。

今誤解を解かないと
今好きだと伝えないと、
なっちゃんはいつまでも
〝隣の男の子〟ではないから。


「 なっちゃん、やだ、好きって言ってくれないとやだよぉ、、好きだった、じゃやだぁ、、」



やだやだ病。昔から私は やだ、とよく言う子供だったらしい。


なっちゃんが困った顔してる。
見なくてもわかる。


「 ひま姉、なんで?どうして 好きだったじゃ嫌なの?わかんない。俺、言ってくれないとわかんない。 」



なっちゃんの指が涙を拭う



「 だってなっちゃんは 私のだからやだぁぁ!!ひっ、く、、」


好きなのに、今言わなきゃだめなのに
好きって言葉がなかなか出てこない。

今まで 好きって言われてばっかりだったから。



「 俺、意地悪だから ひま姉の口からちゃんと言ってくれないとどっか行っちゃうかもよ? 」