お隣さんはオオカミくん







「 ひま姉 。」


リビングのドアを開けて私の名前を呼ぶ、やっぱりなっちゃんだ。



「 なっちゃん、 久しぶりだね?どうしたの?」



あれ、なんか不機嫌?

見るからに不機嫌な なっちゃん。



ちょっと来て。
って腕を引っ張って階段をあがる。



「 待って?なっちゃん?どうしたの? 」





ねぇ、と問いかけても 無視。




「 わっ!!! なっちゃん??」


私の部屋のドアを開けて腕を引かれ
ベットに放り投げられる


「 ひまねぇ。 」


「 な、なに?どうしたの?なっちゃん?」



ゆっくり私に寄ってきて
上に覆い被さる。


押し倒されたかのような体制に
口から出そうな心臓を抑える。



「 待ってよ、なっちゃん。待って?」


なに?

どうしたの?なっちゃん?


怒ってるのはわかるけど、、


すぐそこにあるなっちゃんの顔。

なっちゃんの匂いに
泣いちゃいそうなぐらいドキドキする


「 どうしたの?じゃねーだろ 。」


聞いたことがないぐらい低い声に
体が強ばる。


「 えっ、わかんないよ、どうしちゃったの?なっちゃんっ 」



「 俺に隠してることあるだろ。」



あっ、もしかして昨日送ってもらったの
見られてた、、?



「 えっと、、昨日の、、こと、?かな?」



「 すぐ出るってことはわかってんじゃん。あれこの前の男だよな?」


お前どういうつもりであの男に会ってんの?

と、初めてお前呼びされたことにびっくりして言葉が出ない



「 俺、前 断れって言ったよな? お前も断るって言ったよな? 」



めっっっちゃ怒ってる怖い、、、

こんなに怒ってるなっちゃん初めて。

威圧的な なっちゃんに涙が溢れる

「 俺の事、気になってくれてるって思ってた。もしかしたら俺の事ちょっとは好きかもって。 でも誰にでもそやって付いてくわけだ? 」


「 ちが、、」


「 なにが違うの? 帰り際 名残惜しそうに腕なんか掴まれちゃってさ。」


バイト帰ってきて家入ろうとしたら
そんな光景見せつけられたから
絶望だったわ。 と 顔を歪ませる