お隣さんはオオカミくん









それから 家までずーっと無言で
車庫に車をとめる



「 ひま姉? 」



「 な、なに。 」



エンジンを切ると 腕を掴まれて
さっきまでモヤモヤだった心臓が
ドキドキに変わる。



「 あの子はただクラス同じなだけ。なーんもないの。俺あの子の名前すら出てこなかったレベル。 」



え、そうなんだ、、

なぜかホッとしてしまった自分がいるけどなに!!


「 へ、へー!そーなんだ! 」


安心した?と、 顔を覗き込まれて
心臓と頭が限界を迎えたのか
涙がたまる



「 陽葵 。」


「 なにっ、、、」


高校生相手になにドキドキしてんだろう。


おとなげない。


ただのお隣さんなのに。6つも年下なのに。


「 あの子と何かあるかもって思った? 俺が女の子と仲良くしてて嫌だった?」



ずるい、なっちゃんはずるい。

わかってて聞くんだ。


「 なっちゃん、意地悪だっ、 、」


こっち向いて、と両手で顔をはさまれ
強制的になっちゃんと目が合う


今にも涙が零れそう!!!



「 ヤキモチ、妬いた? 」



ふふ、と 意地悪な顔をするなっちゃん

今日はもう私の負けだ。



「 、、、やだ。 なっちゃんは 私のことが好きでしょ。だからやだ。」



「 うん、もちろん。俺はずっと陽葵だけが好きだよ。 」



涙が道を作ると次々に その道を涙が伝う



「 ううー、、なっちゃん、意地悪しないでよー、、」



「 そんな妬いてくれるとか思ってなかったごめん 」




可愛いなー!!!と言いながら
私のほっぺたをプニプニする