お隣さんはオオカミくん







「 じゃー、帰るか! 」



花火も終わり 手を繋いで車に向かう




「 夏希、くん? 」


人混みの中 なっちゃんを呼ぶ声に私の方がはやく反応してしまった



振り返ると 淡いピンクの浴衣に身を包み
ふわふわと アレンジされた髪の毛を揺らす女の子。


女は1度危険人物と認定した人の顔は
忘れないもので 誰かなんてすぐわかった



「 、、藤田さん? 」



やっぱり!夏希くんだ!
こんな人がたくさんなのに会えるなんて
運命だね! となっちゃんの浴衣の袖を掴む



「 あれぇ? 隣の人、、」


話しかけた時から気付いてた癖に、、

わざとらしく だぁれ? なんて
首を傾げる