「 待ってっ、」
ちょっとまってよ、と腕を掴まれて
びっくりしてしまった
「 はなして、ください 」
「 彼氏って 居酒屋で一緒に帰ってった高校生だろ? 」
2人でいるとこ何回も見たし、と続ける
どこで見たのか知らないけど、
隠すことでもないよね?
「 はい。そうですけど。 」
「 高校生のどこがいいわけ? 俺の方が絶対 陽葵ちゃんを幸せにできるし!! 」
眉毛にシワをよせて
真剣な眼差しを向けられる
「 学生とか年の差とか感じさせないぐらいなっちゃんは私を大切にしてくれます 」
でも!!と蒼太くんが何か言おうと
した瞬間 後ろから引っ張られ
抱きしめられる
誰かなんて匂いですぐわかる
「 っ!なっちゃん!! 」
