ねえ教えてほしいの

君の気持ちを僕に

無理なんて言わないでよ

でもまあそうだよね

君は悪くなんてないもんね

知ってるけどやっぱり好きなんだよ

道を歩いてるとさ

君が僕のとなりにいたこと

お花みたいなきれいなきれいな笑顔を

僕に向かって見せてくれたこと

思い出してしまうんだ

もうとっくに忘れてたはずなのにね

ねえ聞いてる?

って聞こえないか

そりゃそうだよね

僕がだめだめだったからだよね

もう聞くことさえ嫌になるよね

ごめんね

ほんとうにごめんね

できることなら僕が変わってあげたいのに

それを許さなかった神様

ねえ僕にはわかんないだけで

きっと君は僕のとなりにいるんだよね?

そう思いたいんだ

あの日助けられなかったこと

悔しくて苦しくて

たくさん泣いたんだよ?

君の前で泣くなんて情けないと思ったけど

どんなに名前を呼んでも

叫んでも

君は全然起きてくれなかったから

起きたら言おうと思ってたことあったのに

君はそれから起きることはなくて

僕にはまだわからない

君がもういないなんて

君がいなくなってこんなに経ったのに

まだ君がどこかにいるような気がして

僕はいつも君の声を探してしまうんだ

こんなのだめだよね

きっと君だったら怒るだろうな

ご飯食べて寝てちゃんと生きろ

って言うだろうな

わかってるつもりだよ

それでも今はたくさん言わせてほしい

ねえ神様

どうして僕から大切なものばかり

奪うのですか?

僕はただ一緒に生きたかった

他になんにも望まないから

ただ一緒に生きていたかった

君もそう思うよね?

生きること

それは

どんなにお金を持っていても

どんなに容姿が良くても

どんなに頭が良くても

関係のないこと

生きる

それだけで人は美しい

それなのに生きることを奪われた君

あんなに美しかった君は

もういない

二度と会えない

生きていたいのに生きれない人

生きていたくないのに生きてる人

どうしてだろう

ワケワカンナイ

生きてることが嫌だと思う人へ

僕にはワケワカンナイです

一生懸命明日を向かえようと

命と戦う人がたくさんいます

それなのにあなたたちは

その生きることを

やめると言うのですか?

君はどう思う?
 
君も生きていたかったでしょう?

明日を向かえたかったでしょう?

僕だってそう

暗闇のなかにいてもいつだって

光を目指してしまうの

目の前ではかなく消えていく君は

僕にとって光だったんだよ

だから今の僕は光を失った暗闇

でも

それでも

僕には見える

明日という光が