舌打ちをしながら
しぶしぶノートを渡す俺



「しっ舌打ち!」

「……」

「あありがとござましたっ」





俺の目がそんなに恐ろしかったのか、
彼女は少し後ずさりながら
そう言って俺の隣の席に座った。