『そんなシケタ面(ツラ)
すんなって。
なるようにしかならねぇよ』
そういって、
わたしの前にコトンっと
荷物を置いた。
「これ…」
『フミと食いな。
どーせまたあいつ、
死にそうな顔してんだろ?
ったく男の癖にな。』
ケケケと笑う。
箱を開くと
そこにはびっちりと
『フミの好物』
サンドイッチが詰まってた。
口はちょっと悪いけど
ほんと優しすぎ……
「ありがとうございます」
『……あとよ』
ちょっと気まずそうに
タバコをグチャッと消して
コソッと
『柚ちゃんも当分ここへ
こないほうがよさそうだ』
